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建物と外構と植栽による大きな敷地の分節
サツマイモ畑と住宅が混在する一帯にある敷地は幅17mに対して奥行が59mもあり、奥行が深い。1階LDK部分は細長い形状として敷地に沿って置き、それと直行するように2階の寝室のボリュームを乗せた。それにキャノピーやガレージの屋根、隣地からの視線を遮る木塀が奥行方向に沿って取り付く。奥行と直行する方向には2列の生垣を配して、奥行方向を緩く区切る。建物だけではなく、付随する外構や植栽によって大きな敷地を分節し、内部と外部が様々な関係をもつ環境が生まれるようにした。
  • 所在地 :鹿児島県南九州市
  • 敷地面積:946.05㎡
  • 延床面積:175.55㎡
  • 構造規模:木造2階建て
  • 竣工  :2020. 2
  • 施工  :2019. 1 – 2020. 1
  • 設計  :2018. 3 – 2018. 9
  • 設計監理:山縣洋建築設計事務所
  • 構造設計:坂根構造デザイン
  • 施工  :有限会社 サガヤマハウス
  • 写真  :Forward Stroke inc.