11時にベルリン中央駅を出発して15時フランクフルトに到着。線路が駅舎内で行き止まりになっている頭端式ホームと鉄骨のアーチで作られたトレインシェッド。旅してる感が高まる。

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パティスリー「L’Art Sucré GmbH」

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マイン川に架かる「鉄の橋(Eiserner Steg)」。どっしりとしたレンガ張りRC基礎とその上を軽快に一直線に走る橋桁。それをピンポイントで支持しているため、橋桁が着地せずに浮かんでいるような印象を受ける。

歩いて30分ほどで、リチャード・マイヤー(Richard Meier)設計のMuseum Applied Art (1985)に到着。18世紀に建てられた美術館に隣接して増築された建物であるものの増築部分が大半を占めている。奥に続く住宅地に通り抜けられるように中央に通路が取られていて、左手に既存建物であるVilla Metzler、右手にマイヤー設計の増築部分。

巨大な樹木は樹齢100年を超えているらしく、この木々を残すために建物が配置されたことがわかる。

3フロアにわたる展示室はスロープで巡る。特徴的な白い空間と少しボテっとしたスケール感。スロープを支える柱や手摺の太さなど、決して軽やかとはいえないものの、反対に信頼感を与えてくれる。

スロープの踊り場からのマイン川の眺め。やはりこちらも太めの正方形グリッドに分割されたサッシを見るに、眺めのための透明感より建築を成り立たせる規律を重んじる人なんだなと感じる。

企画展でやっていたJil Sanderの展示が素晴らしかった。体型を誇張し過ぎず、それでいて美しいシルエット。

 

宿に帰って白アスパラガスを茹でる